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プロジェクトの最初に、Project Canvas(プロジェクトキャンバス)を作ろう

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Photo by Patrick Perkins on Unsplash

プロダクト開発のキックオフで必ずすることは、プロジェクトゴールのすり合わせ

デザイン案件のオリエンやキックオフに参加する時、実際にそのプロジェクトに入るかどうか関係なく、必ず最初の打ち合わせでそのプロジェクトのゴールをクライアントとすり合わせるようにしています。当たり前ですが…その当たり前が大事…!

「今回は ● 月のローンチに向けてまずこのプロダクトのコンセプトである**がユーザーさんに伝わり、且つ刺さることをゴールに、on-boarding プロセス完了と最初の AHA 体験に到達してもらうことをゴールに進めたいと思います。認識違いありますでしょうか…?」

的な 😇(全部それっぽく書いた例です)

ここでのポイントは、プロダクト開発に参加していくいちデザイナとして、「この機能の UI デザイン作ります」といった単純なタスクを定義するんじゃ全く足りなくて、そもそものプロジェクトゴールまで踏み込んでチームで認識合わせしたいという点 なんですよね。

それをいつもどうやってやってるのかの HOW についてまとめます 💪

これをやると

  • デザイナやエンジニアに仕事を依頼する時、ゴールが明確なので優先度がつけやすくなる
  • そもそも論から作り手の役割を持った人と一緒に議論できる

とか、そういう良いことがあるなーと思っています。

リーンキャンバス+α の「プロジェクトキャンバス」を使う

プロジェクトキャンバス

リーンキャンバスってご存知の方も多いと思いますが、私の場合これに「プロジェクトゴール」というのをくっつけ、「プロジェクトキャンバス」と呼んで使っています。 これは前職で藤井さん(現・ザッパラス)がやっていたことを真似しています。🙏

とはいえ、最初に埋めるのはリーンキャンバスの内容なので、それを先に見ていきましょう 🙋

リーンキャンバスの項目

プロダクトやチームによって埋めやすい場所が変わると思うので、 埋めやすい場所から埋めていく のがミソです。 逆に、埋めにくかったり確かでないことを書かねばならないところはそのプロジェクトで早々に検証したいところですよね。(← これ大事)

  • ターゲットユーザー(2. 顧客セグメント)
  • ターゲットユーザーの課題(1. Problems)
  • ソリューション
  • UVP
  • このプロダクトを提供するにあたり、他社や代替品に比べて自社がめちゃくちゃ有利な点(5. Unfair Advantage)
  • 主要指標
  • ユーザー獲得チャネル
  • コスト構造
  • 収益

Keynote で作ることもありますが、Slack に貼っつけておきたいので大体スプレッドシートで作ります。 フォーマットはこちら

プロダクト開発は検証を進めていくこと -- どこが今一番の「不確かなこと」なのか?

リーンキャンバスを活用した仮説検証の考え方は Umada さんのこちらのスライドがとっても分かりやすいです。前職でも何度も共有しました。

私は、 ここで検証したいと思ったところか、大本の KGI をプロジェクトゴールに入れます。

本来なら具体的なシートをお見せして例を出したいんですが、ブログで公開しちゃえる例がない…こういったお題で話す機会があったら呼んでください。。🙏

思考ポイント

埋めてみるとそれぞれのプロダクトごとで論点が違うなあというのが明確に分かるかと思います。例を…出したい…パタリ

例 1. ソリューションが先に来ている場合

例1

以前お手伝いをしたスマートクッションを作るというプロジェクトはこのパターンでした。

こういうセンサーでこういうことが出来るから、あれやこれといった課題を解決できそう。というのはぼんやり見えているものの、一体誰向けにフォーカスしていくのかはちょっと反応見てみないと分からない。という感じ。

この場合はデザイナとして、最初からプロダクトのブランドや世界観を作り込みにいくのではなく 、とにかく早くコア機能だけに注力してプロダクト開発を進め、実際のユーザーさんに見せにいくことが大事だね、となりました。(大体の場合こういう着地ですけどw)

例 2. 課題とユーザー像が見えている場合

例2

最近本業でリリースした新機能はまさにこのパターンでした。

ユーザーインタビューやアンケートで明確に課題があるのは分かっていて、どういうユーザーさんがそれを欲しているか分かってはいるものの、毎日利用してもらうにはどんな機能が必要かまだ不確か。

まだまだ今後も機能が増えていくことを見越して、機能を柔軟に拡張しやすいように 最初からコンポーネントに則ったデザインを作成しました。

終わりに

ディレクターや PM、クライアントサイドの方からしてもメリットが多いので是非一緒にプロジェクトキャンバス作りやりましょう!という趣旨の記事ですが、若手デザイナの方もこういったことを意識するとより仕事をしやすくなるんじゃないかなと思います。 (デザインには論点がいっぱいあるのでそれを上手く捉えようという話は過去書きましたのでご参照ください 🙏

私自身自分が以前よりも成長したなーと思う 1 つの要因に、前職でこのプロジェクトキャンバスづくりを 1 年間で数十件はしたこと があるなと思っています。

potential client と会う前はもちろん、最初にお会いした MTG のその際中に、このプロジェクトのミソはどこだろう?うちが提供できるサービスって何だろう?というのをひたすら考え、それをクライアントと直接ディスカッションしブラッシュアップしていく。更に、実際にプロジェクトに関わった際はそれを実行して検証する。

表層のデザインだけではなく、サービス全体として今やるべきこと、何を目指すかを意識する癖がつく のかなと思います。

しかし…

薄味な記事になってしまった気がする!

プロジェクトキックオフ時にプロジェクトキャンバスを書いて、論点を明確にする、というの伝わると嬉しいです。。質問や「うちはこうしているよー!」というのがあったら twitterで教えてください 🙏

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crowdport ネイビーの服を着る人ばっかなのと、課題解決志向な人しかいないというのが特徴の会社です。金融系バックグラウンド、Web 系バックグラウンドのメンバーがそれぞれバランスよくいます。まだメンバー少ない今のうちから、会社とプロダクトを一緒に作っていこうと思ってくれる仲間が…ほしい…パタリ